顔の無い男

本日未明、綾辻行人さんの『最後の記憶』を読み終えました。読みました、では無く読み終えましたと言うのは最後まで読むのに1ヶ月くらいかかるからです。高校の頃はあほうのようにひたすら読書していた時期もあったのですが、その頃の若さはもう私にはありません。寝る前に4〜5ページ読んで寝るのが日課です。
内容はというと、『殺人鬼』『殺人鬼Ⅱ』を書かれた綾辻さんのホラー長編。発行当時はまさにファン垂涎かつ渇望な一冊でございました。しかし今回の作品は『殺人鬼』の時のようなガチガチの絶叫もののスプラッター・ホラーではなく、心理や環境という部分においてじわじわとまとわりつくような「恐怖」を感じさせる作品となっております。

最後の記憶

最後の記憶