なーんかしんみり。

お犬様のプライベートスナップ

今日はパソコンをごそごそいじっていると、高校を卒業する頃に書いた私の文章を発見しました。毎日日記を書いてたり、思ったことを文章にしていました。その当時はやたら読書に凝っているようで、月に10冊ほども推理小説を読みあさっているようです。毎日のように本屋に行き、ミステリ小説を買いまくっていたようです。「明日は休みだ。思いっきり読書するぞー!」とか、「学校でたっぷり読書をした。」等のフレーズが五万と出てきてちょっと驚きです。しかも当時は良く本を読んで居たせいか、はたまた若さゆえに言葉をあまり知らないのか、いまの自分からは想像もつかないような表現の仕方をしていて、さらに驚きでした。なんだか難しい言葉も使ってました。
しかしその日々がほとんど印象に残っていなかったのが、なんとなく少し寂しさを感じました。おそらくボーっと過ごしてたのでしょう。思えば確かに高校生活はあっという間に終わったような感じがしました。
なんだか昔の自分に会ったような不思議な感覚です。その頃の私の文章もやはりキラリと光るセンスがあり、たまに笑ってしまうほどでした。昔の自分に笑わされる今の自分。昔の私が、この闇人記録を読んだらどういう感想を持ったのでしょうか。
それはどんな感想かはわかりませんが、日記はそのうちに高校を卒業する時期になります。その頃は内容は普段と変わりなく、本を読んだり、友達と遊んだりしていたようです。しかし私の記憶では、卒業を意識し始めた辺りから故郷の町並みや景色をじっくり見ていた気がします。そしてこれからの私は大学の最後の年、そして卒業という時期になって行きます。高校を卒業するときのように、なにも変わらずボーっと過ごしながらも、この期間を過ごした街をじっくり眺めて過ごす一年になりそうです。
また3年とか5年先になっても、この記録が読めるようになっていて欲しい。
そしてまた昔の私に会うのです。