いま思えば。

忍び

いよいよ試験である。いままで半年に一度必ず試験勉強というものをしてきたのだが、満足に勉強出来た事は無い。不完全な勉強で恐る恐る試験に向かったものである。本当に自信を付けて試験を受けたことはなかった。さらに大学に入って1年目〜2年目辺りの試験という物の印象は、きつかったという言葉しか出てこない。それは試験の難易度が高いと言うことではなく、勉強のさっぱり出来ない時期であった。その頃は試験が近づくにつれて気分はソワソワとして、試験前日ともなると、何かから逃げている夢を見たほどである。まさに恐怖であった。しかしそのような行動に反して、成績はそこそこ納得の行くものであった。それが本当に救いだった。その後、試験に対し余裕をもって臨むことができ、力を入れるポイントと抜くポイントを学んだので、「ああ、試験ってこういうもんなのか。」と、気分的にはずいぶん楽になった。あと大きな要因として、自分の勉強のレベルに合った学校だったのかなと今になって思う。
今年は最後の年でもあり、試験は不合格でも卒業には支障は無いという状態である。いつからか試験に対して、気楽に接することが出来るようになったと言う体験と、力を入れるポイントを学んだ。今日の文章はただそれだけの事で、なんとなく思い出したので記録しておいた。

[絵について]

なんか忍者の動きの速そうなイメージを描いた絵があったので使ってみた。いつの間に描いたのか覚えてはいない。